1. 株式会社テクニスコ
  2. 株式会社テクニスコ 採用情報
  3. 社員インタビュー
  4. シンガポール工場出向 開発 T. C. さん

シンガポール工場出向 開発 T. C. さん

シンガポール工場出向 開発 T. C. さんの声

tokiwa_1.jpg

2014年4月 新卒入社
TAM開発 T. C.さん
東北大学大学院卒

tokiwa_2.jpg

どんな学生時代を過ごした?

 大学では応用化学を専攻し、微量な毒物を簡単に検出するための方法を見つける為の研究をしていました。大学3年生ぐらいから、授業と研究と大学院入試の筆記試験対策で、かなり忙しかったです。大学院では、休日も実験の日々で、毎日深夜まで実験していました。でも、研究自体が好きなので、辛いと思ったことはないです。研究室のメンバー同士も仲が良く、また、教授も尊敬できる方だったので、とても良い思い出として残っています。

テクニスコに入社を決めた理由は?

 テクニスコの入社を決めたのには、色々な理由があります。まず一つは、当時の人事担当者からかなりアピールをいただいたこと(笑)。そして、もともと大手志向ではなく、それよりも「やりたいことにチャレンジできるか」ということを重視していたので、その点でテクニスコは若手でもチャレンジができる環境があり、いいなと思いました。
 また、加工技術の多さも魅力でした。多くの会社が一種類の加工を専門としてやっているのに対し、テクニスコは機械加工やめっき、薄膜等、加工プロセスが多数あって、色んなことが出来るので、複数の技術を身に付けられるメリットがありました。
 そして、最終的に決断を後押ししたのは、開発部の先輩社員との面談です。不安や疑問に思っていたことを年齢の近い先輩社員に全て聞くことができました。それで、不安が払拭されて、「この会社にしよう」と決めました。

今の仕事内容は?

 開発は全ての工程作業が出来ないといけないので、入社後まず、各工程の作業や機械の操作方法を覚えました。そして、「マイクロチャンネルクーラー」という製品の開発に携わりました。その中で、形状変更が性能に与える影響の分析手法やCADの使用方法などを上司や先輩に教えてもらいながら習得しました。基本操作は1~2年ぐらいで覚えましたが、難しいところはその後も都度先輩に聞きながら業務にあたりました。

 今は、シンガポール工場で新材料のプロセス開発に携わらせていただいています。2017年にシンガポール工場が設立されて、その時に開発要員として会社から声をかけていただき、2018年にシンガポール工場に出向になりました。シンガポール工場での仕事は、具体的には、開発中の新材料をつくるための各種条件やその材料を使って製品を製造する時の手順を明確化することです。
 日々うまくいかないことが多く大変ですが、当時20代の若手社員だった自分に声をかけてもらい、今新たな挑戦ができていることは有難いと思っています。

 

仕事の厳しさ、楽しさは?

 まず厳しさは、中小企業というのもあり、人手が足りず、一人で色んなことをやらないといけないことですね。どんどんやることがたまっていきます。ただ、それは厳しい反面、良いところでもあります。一人が担当する領域が広く、短期間でもたくさんのことが経験できるので。
 また、シンガポール生活での厳しさはコンビニがないことです!夜遅くにレストランやスーパーが開いていないので、食べずに寝ることもあります。そこまで食に執着がなくて…笑
 楽しさは、仕事そのものです。基本的に「仕事は楽しい」と思っている人間なので、ものをつくること自体が楽しいです。

tokiwa_3.jpg
tokiwa_4.jpg

これからの目標は?

 目標は、今担当している新材料の立ち上げです。工場の立ち上げはなかなか経験できないことなので、大変なことも山程あるのですが、面白さの方が大きいです。この恵まれた環境でできるだけたくさん吸収したいと思っています。また、帰国後にはこの経験を活かしたいです。

 

休日の過ごし方や健康のためにしていることは?

 休日はとにかく寝ます。そして、買い物と家事ですね。健康面では、シンガポールはどうしても野菜が不足しがちなので、自分で買って食べるようにしています。

お電話でのお問い合わせはこちら